ツキノカミ

無性別。フタツハネの所有者。 ハネノサトの守護神で普段は「ハネノカミ」と呼ばれる。 里の民は死ぬと月へ召され、ハネノカミと一つとなると伝えられている。 他の神々を誘惑、制御し、 ツキを与えるにふさわしい他の神々や勇者・能ある者を「知ること」を常に欲している。 一般的な氏神は氏子とのやり取りのみ行うが、ツキノカミは調整能力を司る神であり、 他の神々へも働きかけるところが異質。(ただし氏神らより上位にある訳ではない。) 荒々しさは無いが、非常に気まぐれ。 本質として自分の快を得る為に行動しているが一番の快は フタツハネを介さないと得られない(神同士の交流では満足できない)ようだ。 フタツハネを器とし(肉体的な)快を得る『暁月紡』のみを求めているわけではなく、 フタツハネが感応する様々な種類の快を共感し愉しむ方が『好み』らしい。

イブキと前桜国主(ハネの素質有)の子という濃いハネの血をひくハルは、稀に見るシンクロ率の高いフタツハネであり、ツキノカミの共感満足度も良く、高い吉兆供与を可能としている。 素質や生育環境も、ツキノカミの寵愛を受けるにふさわしく、一旦は桜国のメイリに興味を示していたが、再びハネノサトの供与システムに戻ってきた。 羽化してからのハルはツキノカミと同化傾向にあり、以前より人に興味を強く抱くようになっている。 ツキノカミもまたハルの影響を受け変化しつつある。 ただし男体であるがゆえに召喚時は若干不自由さが否めないようである。

本質的に浮気症であるツキノカミ。その心を独占すべく神話の代からあれこれアプローチしてきたリュウノカミは現在のツキノカミにとって嫌悪とまではいかないが若干煙たい存在であるようだ。 高い調伏能力をもつ柳国の巫、ナツメだが、リュウノカミがハルを通しツキノカミと交わるチャンスを嗅ぎ取り、本気を出し始めると、自らの能力など神々の前には無力であると悟り、交渉へと舵を取る。